1日に襲名した六代目三遊亭円楽60が21日、東京・新宿の末広亭の高座に上がり、32年ぶりに常設の寄席(定席じょうせき)への出演を果たした。
全国各地で行う襲名披露興行の一環で、口上の後、トリで登場して古典落語のずっこけを熱演、超満員の客席を沸かせた。
円楽は昨年10月に亡くなった師匠の五代目円楽さんらと1978年に落語協会を脱退して以来、定席に出られなくなっていたが、今回、落語芸術協会(桂歌丸会長)の協力で東京の寄席での披露興行が実現した。
末広亭は30日まで、その後4月20日まで浅草演芸ホール、国立演芸場、池袋演芸場にも順次出演する。(時事)参照
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