« トヨタ・リコール 連邦大陪審、書類求める 刑事事件も | トップページ | 浅田真央&キム・ヨナ、初顔合わせinバンクーバー »

2010/02/23

東大寺法華堂、5月から修理 塑像4体は新施設に

奈良・東大寺は22日、国宝12体、重要文化財4体を安置する法華堂三月堂、8世紀、国宝)について、5月中旬から3年間の予定で須弥壇しゅみだんと仏像の修理に入ると発表した。

Photo_2今年は5月18日から7月末まで拝観を停止。
今後、4体の塑像を新設の免震施設に移すため、16体のそろい踏みは今春限りで見納めとなる。法華堂は奈良時代に建てられた東大寺最古の建物。

16体中、本尊の不空羂索ふくうけんさく観音立像(国宝)など14体が同時代の作で、いずれも漆塗りの乾漆造かんしつづくりか粘土製の塑像。

11300年近く火災や地震の被害を免れてきたが、仏像安置のために一段高く設けられた須弥壇(木造、南北約12.5㍍、東西7㍍)はシロアリや湿気で陥没の危険があり、仏像も虫害などが目立つため、修理することにした。

8月1日から、日光・月光がっこう両菩薩立像(国宝)など7体は須弥壇の前に下ろした形で再び拝観できるが、両菩薩立像など塑像4体は11年10月以降、境内に建設中の東大寺総合文化センターの免震室に移す。

法華堂/三月堂拝観停止中、重源ちょうげん上人坐像(国宝)をまつる俊乗堂を特別開扉する。(asahi.com他)参照

|

« トヨタ・リコール 連邦大陪審、書類求める 刑事事件も | トップページ | 浅田真央&キム・ヨナ、初顔合わせinバンクーバー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東大寺法華堂、5月から修理 塑像4体は新施設に:

« トヨタ・リコール 連邦大陪審、書類求める 刑事事件も | トップページ | 浅田真央&キム・ヨナ、初顔合わせinバンクーバー »