藤沢秀行名誉棋聖の孫、里菜さんが最年少プロ棋士に
日本棋院は6日に終了した囲碁の棋士採用試験女流本選で、藤沢里菜さんが1位となって4月1日付での段位取得を決め、史上最年少の11歳6カ月でプロ棋士になると発表した。
藤沢さんは故藤沢秀行名誉棋聖の孫で、父は藤沢一就八段。これまでの最年少記録は1968年の趙治勲(現25世本因坊)の11歳9カ月。女流棋士では、04年にプロになった謝依旻しぇい いみん(現女流3冠)の14歳4カ月だった。
里菜さんは1月9日から行われていた、院生ら9人による総当たりで争われる採用試験女流本選で、6勝2敗でトップの成績を残した。9日に開かれる日本棋院の常務理事会で承認され、正式決定となる。
{私は厚みより地の(実利を取る)タイプ。祖父の碁も、あまり並べたことがない」藤沢里菜さん。
| 固定リンク
コメント