小沢一郎氏、信念貫き頑張る 事情聴取には触れず in広島
民主党の小沢一郎幹事長は24日午後、広島市内のホテルで開かれた民主党衆院議員の集会に出席し、陸山会の土地取引をめぐる政治資金規正法違反事件について、「またまた大変皆さんにご心配、ご迷惑をお掛けしておわび申し上げる。不徳の致すところだ」と陳謝した。
その上で、「今後もそのようなことのないよう、自らの信念を貫いて仲間と一緒に頑張っていきたい」と述べ、幹事長職を退く意思がないことを改めて強調した。
小沢氏は23日、東京地検特捜部から任意で聴取を受けたが、事件の詳細や聴取の様子については一切説明しなかった。
挨拶では、夏の参院選について、「過半数を取って、より一層政権基盤を強固にすれば、思い切った政策を実行できる。そのために参院選の勝利がどうしても必要だ」と述べ、民主党の単独過半数確保に全力を挙げる考えを示した。
一方、自らが主宰する小沢一郎政治塾に言及。「私もそう先が長いわけではない。次の世代を背負う政治家を育てるという任務が私に残された仕事だ」。
挨拶終了後、小沢氏は出席者との記念撮影や握手に気軽に応じていた。会場を出る際には、突然壇上に上がり、「皆さん、誠にきょうはありがとうございました。今後ともよろしくお願いします」と呼び掛ける場面もあった。(時事)参照
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