丘灯至夫さん死去 舟木一夫の高校三年生の作詞家
高校三年生や高原列車は行くで知られる作詞家の丘灯至夫としお本名西山安吉やすきちさんが、24日午前4時2分、腎不全のため都内の病院で死去した。享年92。福島県出身。
毎日グラフ記者として働くかたわら作詞家として活動。まだ戦後の混乱が残る昭和20年代に高原列車は行くやあこがれの郵便馬車など、ハイカラで都会風な詞を書いて評判になった。
舟木一夫が歌った高校三年生は、ニレの木陰やフォークダンスのフレーズが、戦後の明るい学園生活を表して大ヒット、日本レコード大賞作詩賞を受賞した。
ほかに「東京のバスガール」「みなしごハッチ」「ハクション大魔王の歌」など。
「高校三年生の生みの親が相次いで亡くなられ、ドラ息子だけが残っちゃいました。丘、遠藤実両先生にたくさんのヒット曲をいただいて育ちましたから、育ての親を失ったような気持ちです。この先も丘先生の作品群を大切に歌い続けていきたいと思います」舟木一夫。
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