桂米朝復帰、一門会・よもやま噺 日経ホール
軽い脳幹梗塞で7月から入院している人間国宝の上方落語家桂米朝さん83が12日午後、大手町の日経ホールで行われた桂米朝一門会に出演した。舞台に姿を見せるのは約1カ月半ぶり。
幕が上がり、いすに腰掛けた米朝さんの姿が現れると、満員の客席から大きな拍手。米朝さんはよもやま噺と題し、弟子の南光さんらを相手に約20分間話した。
「きょうは調子がよろし」と言い、「かつて関西の噺家は関西弁のハンディがあったが、今やテレビのおかげで通じるようになった」と上方落語普及のため全国を回った思い出などを披露した。
長男の小米朝さんが昨年10月に五代目米団治を襲名したことに関して、「米朝の名はどうします」と問われ「入札にしましょうか」と笑わせた。(NIKKEI)参照
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