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米医療保険改革、現実路線へ オバマ大統領

オバマ米大統領は9日、医療保険改革をめぐる上下両院合同会議での演説で、約4600万人の無保険者解消に向けた新たな公的保険について、
「米国民の大多数が好意的だ」と強調しつつも、法案の年内成立のためには導入に固執しない姿勢を打ち出した。

Photo_3政府が管理・運営する公的保険は、特に大統領支持の中核である民主党リベラル派が導入を強く求め、今回の医療保険改革の柱ともいえる。

だが、公的保険がなければ無保険者が解消されない、というわけではない。
大統領も公的保険の導入は、民間保険会社の保険料を引き下げ市場を活性化させるとともに、保険会社の悪習から消費者を保護する一つの手段と明言した。

公的保険ではなくても、似た効果が望めるのであれば、政府の補助を受けた民間非営利団体が管理・運営する協同組合方式でも構わないとの立場だ。

法案成立のカギを握る上院財政委員会では、ボーカス委員長が共和党の一部から合意を得るため、公的保険の導入を見送る案をまとめた。民主党の上院議席数は共和党の議事妨害を阻止できる絶対安定多数の60議席に1議席足りない。共和党から一人賛成に回れば、法案は成立に向け大きく前進する。

大統領には、政権一期目早々に改革に失敗し、その後再挑戦がかなわなかったクリントン政権の教訓がある。完ぺきを目指して失敗するよりも、妥協して法案成立を優先させる現実路線を歩みつつあるようだ。

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