押尾学被告の保釈、執行停止 東京地裁
東京地裁は28日、合成麻薬MDMA(通称;エクスタシー)をのんだとして麻薬取締法違反(使用)の罪で24日起訴された俳優押尾学被告31の保釈を認める決定をした。保釈保証金は400円。弁護人が26日付で請求していた。
これに対し、東京地検は決定を不服として準抗告と保釈の執行停止を申し立て、執行停止については地裁が認めた。
押尾は六本木ヒルズのマンション一室で2日ごろ、MDMAの錠剤を若干量飲んだ、とする起訴内容を認めている。
このマンションで一緒にいて死亡した飲食店従業員の田中香織さん30の異変に気付いてから119番通報まで約3時間たっていたことから、警視庁と東京地検は押尾の当時の行動を引き続き捜査している。(共同)参照
◆押尾は三田署に拘置されており、弁護人が26日に保釈請求していた。地裁は保釈決定にあたり、逃走や証拠隠滅などの恐れはないと判断したとみられる。
準抗告(大辞林 第二版より)
(1)刑事訴訟法上、勾留・保釈・押収などの裁判や検察官・司法警察職員による一定の処分について、裁判所に対してその取り消しまたは変更を求めること。
(2)民事訴訟法上、受命・受託裁判官の裁判に不服のある者が、受訴裁判所に申し立てる異議。
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