アルゼンチン、地上デジタル放送に日本方式導入
アルゼンチン政府は28日、テレビの地上デジタル放送に日本・ブラジル方式を採用すると正式に発表した。
クリスティナ・フェルナンデス大統領とブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領、麻生太郎首相の特使として派遣された増田寛也元総務相らが、アルゼンチン南部のバリロチェで覚書を交わした。
日本・ブラジル方式の採用は日本、ブラジル、ペルーに続いて4カ国目。
フェルナンデス氏は署名式典で、「南米の他の国もこの放送方式を採用することを期待する」と述べた。日本は総務省を中心に今後、既に放送を開始しているブラジルと協力してアルゼンチンでの人材育成や技術移転を支援する。
日本とブラジルは引き続き、放送方式の選定を進めているベネズエラやチリ、エクアドルなどに採用を働きかける。
アジアではフィリピンに売り込みを図っている。(NIKKEI・他)参照
■地上デジタル放送の規格は米国、欧州、日本の3方式あり、未導入の地域への普及を競っている。
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