石本美由起さん死去 矢切の渡し、悲しい酒など作詞
憧れのハワイ航路、悲しい酒など約4000曲の歌謡曲を世に送り出した作詞家石本美由起さんが27日午前零時50分、横浜市内の病院で死去した。享年85。
広島県大竹市出身。戦時中に入院した海軍病院で慰問に訪れた東海林太郎の歌を聴き、歌の世界で生きることを決意。
復員後、同人誌に投稿を重ね、1948年に長崎のザボン売りでデビュー。同年、岡晴夫の憧れのハワイ航路が大ヒットし、作詞家としての地歩を固めた。
七五調を基調にした音感のきれいな言葉が魅力で、ひばりのマドロスさん、柿の木坂の家、港町十三番地などの演歌で次々にヒット曲を放った。
83年矢切の渡し、翌84年長良川艶歌で2年連続日本レコード大賞を獲得。その他の代表曲に青春ラプソディ、人生一路などがある。
84年に紫綬褒章、988年に勲三等瑞宝章を受章。日本作詩家協会会長、日本音楽著作権協会理事長なども務めた。
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