イタリア中部で地震、首相が非常事態宣言 死者27人超
イタリア中部で6日午前3時半(日本時間同10時半)ごろ、強い地震があった。米地質研究所によると、震源はローマの北東86㌔付近。
震源の深さは33㌔、地震の規模を示すマグニチュードは6.3。
震源に近いラクイラでは、教会やアパートなど多数の建物が崩壊。
地元警察や消防によって、生き埋めになった住民らの救出活動が始まっている。ANSA通信によると死者は20人、行方不明者は30人に上っている。
ラクイラはローマのあるラツィオ州に隣接するアブルッツォ州の州都で、人口は約7万人。
観光地として知られ、13世紀末に建設されたサンタマリア・ディ・コッレマッジョ聖堂が有名で、創設者のローマ法王ケレスティヌス5世が埋葬されている。
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