レッドクリフPartⅡ 赤壁の戦い
ジョン・ウー監督構想18年、総製作費100億円、エキストラとして招集された人民軍兵士1000人以上、騎馬隊のために用意された馬200頭!のスペクタクル巨編!
レッドクリフPartⅡの宣伝文句の要約だが、ぶち込んだ金と物量を誇示するハリウッド映画によくある手法だ。
しかし、私はここ数年、新聞に全面広告を打って数字の桁を競うかのような映画に、感銘を受けた記憶はほとんどない。
最近みた映画で心にしみた『おくりびと』や『フロスト×ニクソン』は、物量的にはささやかなものだった。
さて、レッドクリフPartⅡ。
Part1の記事に、「ハリウッド的雑駁なアクション映画かもしれないなと懸念していたが、杞憂だった」と書いている。
登場人物たちの心の動きや、相互の人間関係の綾が丁寧に描かれていた。
Part1が静なら、Ⅱは動。すさまじい音響と火力をともなう戦闘シーンの連続だ。
ⅠとⅡを同じ日に続けて鑑賞したら、また別の感想を持てたのかもしれない。
★作品の概略はコチラ→レッド・クリフ PartⅠ 赤壁の戦い前夜(動画あり)
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