トヨタ社長に豊田章男氏 創業家から14年ぶり
トヨタ自動車は9日、渡辺捷昭 かつあき社長66が副会長に退き、後任に創業家出身の豊田章男副社長52が昇格する人事を固めた。
6月末の株主総会後の取締役会で正式に決める。
創業家出身の社長は95年に退任した豊田達郎相談役79以来で、14年ぶりの大政奉還となる。張富士夫会長71は留任。
章男氏はトヨタグループ創始者豊田佐吉のひ孫で、章一郎名誉会長83の長男。トヨタは世界的景気後退による販売不振で「かつてない緊急事態」を迎えており、創業家の求心力で難局の打開を図る。
章男氏は現在、海外と国内の販売を統括。中国本部長や情報事業本部長として中国での生産、販売の態勢づくりや、会員制の情報サービスなどを手掛けてきた。
トヨタは昨年11月以降、2度にわたり業績予想を下方修正し、09年3月期の営業損益は初の赤字を見込む。
★豊田章男氏(とよだ・あきお)慶大卒。84年トヨタ自動車。専務などを経て05年6月から副社長。名古屋市出身。(北海道新聞 他)から
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