大名跡!米団治57年ぶり復活 南座で披露公演
人気落語家桂小米朝さん49が4日、五代目桂米団治を襲名し、京都市東山区の南座で披露公演が始まった。
上方落語の大名跡が57年ぶりに復活、東西の人気落語家たちや大入りの観客らが襲名を華やかに祝った。四代目米団治は、五代目の父で師匠の人間国宝桂米朝さん82の師匠に当たる。
中入り後、「口上」の幕が上がると、客席から「五代目!」の掛け声が盛んに飛んだ。
紋付きはかま姿の米団治さんを中央に、米朝さんや桂春団治さん、三遊亭圓歌さんら東西の重鎮や花形落語家9人が並び、祝福の言葉を述べた。
米朝さんが「名前を継がしてもらうのはお客さんの後ろ盾があってこそ。あいつは幸せ者でございます」と述べ、米団治さんも神妙な表情で頭を下げた。
米団治さんはトリで高座に上がり、上方落語の大ネタ「百年目」を披露。
最後に「長い目、厳しい目、温かい目でご支援をお願いします」と挨拶し、大きな拍手を受けた。
南座での披露公演は5日まで。続いて11月27日まで全国30都市を巡る。(京都新聞) から抜粋
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