九州・山口の近代化産業遺産群、世界文化遺産候補に
新たな世界文化遺産候補として九州・山口の近代化産業遺産群が選ばれた26日、九州各県の知事らから喜びの声が上がった。
福岡県庁では麻生渡知事が記者会見。
九州・山口の6県が関係していることから、「地域全体の活性化になる」と笑顔を見せた。
官営八幡製鉄所などがある北九州市の北橋健治市長も同席し、「住民と協力し登録に向けて運動を盛り上げたい」と意気込んだ。
また幹事県として取りまとめ役を務める鹿児島県の伊藤祐一郎知事は、「遺産群は日本が世界的にもまれな速さで近代化を成し遂げたことを示すもので、人々が地域に自信と誇りを持つ機会になる」とコメント。
既に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が候補となっている長崎県の金子原二郎知事は「長崎の歴史・文化の多様性を証明するものだ」とのコメントを発表した。
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