渡辺秀央氏ら3人、民主を離党 無所属2人と新党結成へ
渡辺秀央参院議員らが民主党を離党し、新党を発足させる方針を固めたことが28日、分かった。民主、無所属の参院議員ら数人が合流の見通し。29日に都内で会見を開き、明らかにする。
合流するとみられるのは民主党の大江康弘、姫井由美子の両氏と、無所属の松下新平、荒井広幸の両氏。
渡辺秀央氏はこれまで、「参院で多数を占めている民主議員が、今後どう動くかが政治の鍵となる」と、離党や新党立ち上げなどの可能性をにおわせていた。
渡辺氏は小沢一郎民主党代表と旧自由党時代から親交。しかし04年に渡辺氏が出馬した参院選での小沢氏の対応をめぐって溝を深め、最近では小沢氏の党運営について、「非常に政局的」「稚拙にすぎる」などと公然と批判していた。
9月8日告示の民主党代表戦で小沢氏の無投票3選が確定的になったことなどを受け、決断したもようだ。
渡辺氏は先の通常国会では日銀副総裁人事や道路整備費財源特例法改正案などの採決で、党方針に造反。党員資格停止3カ月などの処分を受け、8月中旬に停止が解除されたばかりだった。
渡辺氏は旧栃尾市出身で、1976年衆院選で旧新潟3区から立候補し初当選。郵政相などを歴任。自民党から、後に民主党と合流する旧自由党に移った。現在は参院2期目(比例)。 (新潟日報)ほか
★参院の勢力は現在、定数242に対し、自民、公明両党が105人、民主党と国民新党などの統一会派は120人。渡辺氏らの新党が与党側と同調する場合、与野党の勢力は現在より拮抗する。
★代表戦で岡田、野田、枝野と中堅幹部たちが戦わずして次々に小沢氏の軍門に降った閉塞感漂う民主党に、一陣の風が吹いたようだ。
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