雲南省昆明でのバス爆破、トルキスタン・イスラム党が犯行声明
テロ組織の情報収集・分析を行っている米企業「インテルセンター」は25日、中国の雲南省昆明で21日に起きた路線バスの連続爆破事件などに関し、トルキスタン・イスラム党TIPを名乗る組織が、犯行を認めるビデオ声明を発表したことを明らかにした。
インテルセンターによると、声明は雲南での神聖なジハード/聖戦と題するビデオに収められ、TIPのセイフッラー司令官がウイグル語で、
「TIPは北京五輪を中止するよう繰り返し要求してきたが、中国は警告を無視した」と批判した。
また、雲南省でのバス爆破だけでなく、5/5に上海で起きたバス炎上事件も敢行したと主張。さらに、「我々の目的は北京五輪に関連した最も重要な地点を標的にすることだ」と強調。「これまで使われたことのない戦術で中国の中心都市攻撃を試みる」とテロを予告。
同センターによると、TIPは、中国の新疆ウイグル自治区のイスラム教徒を支援。今回のビデオ声明に先立ち6月にも声明を出し、北京五輪に関連したテロ攻撃を実践するため、生物兵器の使用を許可すると表明している。(YOMIURI) ほか
中国雲南省昆明市 バス連続爆破事件 20080722
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