大野晋さん死去 日本語の起源を研究した国語学者
日本語の起源の研究などで知られ、ベストセラー日本語練習帳の著者でもある国語学者大野晋さんが14日午前4時、心不全のため順天堂医院で死去。享年88。
学習院大教授などを歴任。万葉集や源氏物語など古代日本語を研究。日本語と南インドのタミル語との共通点などにも着目し、古代日本語はタミル語を起源とするという説を唱えた。
99年、日本語を問題集形式でやさしく説き起こした日本語練習帳を出版、発行部数は約190万部を超えた。他に、「日本語の起源」「係り結びの研究」「日本語の形成」「弥生文明と南インド」など。 《共同通信》
★大野晋さんは「本居宣長よりも偉い最高の日本語学者だった」丸谷才一。
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コメント
私も(自分なりに)ちゃんとした文章を書くときは、手元に『広辞苑』とともに『角川類語新辞典』を置いていました。
投稿: 大滝三千夫 | 2008/07/15 13:02
> 管理人様
大野先生、亡くなられましたか。
日本語に関する著作には、色々と勉強させてもらいました。
投稿: tenjin95 | 2008/07/15 03:57