源氏物語千年紀展、海外メディアも取材
北海道洞爺湖サミットの事前取材で入洛した海外メディアの一行が源氏物語千年紀展を催している京都文化博物館を取材に訪れた。
外国人記者は千年を経ても色あせない源氏物語の魅力に触れ、驚いていた。
源氏物語千年紀展は、源氏物語が世に知られて今年で千年になるのを記念して府や文化庁などが開催。
作者紫式部のほか物語の登場人物や名場面に焦点をあて、紫式部日記絵巻など国宝12点を含む絵画や工芸品など約160点を展示する。
光源氏が思慕する女性(藤壺)に似た幼い少女をかいま見る若紫や葵祭の車争いなどの名場面は、絵画や工芸に大きな影響を与えた。
重文車争図屏風(狩野山楽作、東京国立博物館蔵)などの文化財、鎌倉~室町時代の写本、江戸時代に庶民にまで広がった多彩な源氏文化を紹介する。
海外メディア一行は、京都市で6月末に開かれるG8外相会合を前に、地元の協力組織などの事前取材に訪れていた在京特派員9人。
貴重な文化財を間近に見ながら、源氏物語の歴史や文化的意義について、専門家から説明を受けた。(MSN)
源氏物語千年紀展 6月8日迄
問い合わせ 京都文化博物館 (電)075・222・0888
★★『あさきゆめみし』は、世界的名著『源氏物語』の漫画版。『源氏物語』への手がかりとして、若い人に大いに読まれているそうです。(瀬戸内寂聴さんも薦めています)
★★日本人に生まれた最高の喜びの一つ、それは『源氏物語』を典雅な原文で読めることではないでしょうか。
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