スーパーアグリF1チーム鈴木亜久里代表、F1から撤退
自動車のF1世界選手権に出場しているスーパーアグリF1チームの鈴木亜久里代表は6日、都内で記者会見を開き、資金不足のためにチームの活動を停止し、F1から撤退することを発表した。
鈴木亜久里代表は「厳しい状況の中、第4戦まで出場したが、今後の資金面のめどが立たない」と説明、提携を探っていたドイツのバイグル・グループとの交渉が時間切れとなり、決断に至った。
スーパーアグリF1チームはホンダからエンジン、技術、金銭的支援を受けながらも、メーカー直系ではない独立系チームとして06年から活動。佐藤琢磨を主戦ドライバーにマシン(アグリ・ホンダ)2台を出場させ、昨年は佐藤琢磨が2度入賞(最高6位)した。
しかし、昨年のメーンスポンサーが料金支払いをしなかったことで、財政が極端に悪化し、今年開幕後に、決定寸前だった英国企業の買収が破談になって追い詰められた。 (読売新聞)
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