聖火、インドネシアのジャカルタへ 住民は排除
聖火リレーが22日、インドネシアの首都ジャカルタで行われた。
競技場周辺には約2500人の警備態勢が敷かれる中、関係者や中国系の人々など招待された約5000人が立ち入りを許可されただけで、一般住民は排除された。
聖火リレー開始前には、競技場近くで中国のチベット政策に反対するインドネシア人ら約100人が抗議デモを行い、AP通信によると、オランダ人1人を含む8人が拘束された。
聖火リレーは当初、中心部の大通り約20㌔を走る予定だったが、中国側の要請で競技場の周囲約6㌔に縮小。
テレビの生中継もなく、盛り上がりに欠けたまま終了した。
前日、聖火リレーが行われたマレーシアは国民の4人に1人が中国系住民であるのに比べ、インドネシアは全体の約3%にすぎない。(MSN)
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