秘仏・救世観音像、特別開扉始まる 夢殿 法隆寺 奈良
法隆寺/斑鳩町の夢殿で11日、聖徳太子の等身像とも伝えられる本尊救世くせ観音像/国宝の特別開扉が始まり、金色の救世観音像が公開された。
午前8時から夢殿で法要が営まれた。
大野玄妙管長ら僧侶約10人が読経する中、救世観音像を安置する厨子ずしの錠前を外してゆっくり扉を開くと、見開いた目や優しいほほ笑みを浮かべる救世観音像が姿を現した。
救世観音は飛鳥時代の作品で、高さ約1.8mの一木造り。
明治時代に美術家の岡倉天心やとフェノロサらが宝物調査に訪れるまで白布に覆われた秘仏だったという。
毎年、春と秋に特別公開 午前8時~午後5時。5月18日迄
拝観料は夢殿のある東院伽藍のみ 大人200円、小学生100円。
★問い合せ 法隆寺 0745 75 2555
法 隆 寺
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コメント
tenjin95 様
時々思うことは、特にかつて夢殿の「救世観音像」や秋篠寺の「伎芸天像」を拝観したときに感じたのですが、堂内がやや暗いのではないかということです。
秘仏を煌々とした照明の下で見上げるのも、どうかとは思いますが‥‥。
投稿: 大滝三千夫 | 2008/04/13 11:44
> 管理人様
せっかくの機会ですので、多くの方にご覧いただければと思いますね。5月の大型連休の期間もご覧いただけるようですから。
投稿: tenjin95 | 2008/04/13 05:25