海外に流出した襖絵ふすまえや国宝の屏風びょうぶなど美術品5点の実物大デジタル複製が完成し、21日に京都市右京区の龍安寺りょうあんじで一堂に展示された。
京都国際文化交流財団とキヤノンが3年計画で進めるプロジェクトで、初年度の今回は国宝上杉本洛中洛外図屏風など5作品を複製。
この日、元の所有者らに寄贈した。
明治期に米国へ流出した狩野孝信筆「琴棋/きんき書画図襖」も複製され、龍安寺に約100年ぶりに「里帰り」=写真、上田潤撮影。
「デジタルも枯淡の石庭に合います」と龍安寺。【朝日】
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