サルコジ大統領、航空機搭載の核戦力３割削減を表明

サルコジ大統領は21日、フランスが保持する航空機搭載の核戦力を約３割減らし、全体の核弾頭数を300発以下にするとの方針を示した。

北西部シェルブールでの核搭載型原子力潜水艦テリブルの進水式で演説。
軍縮努力を示すと共に、潜水艦中心の核抑止力への移行を打ち出したと受け止められている。

大統領はこの中で、米国と中国に新たな核実験を抑制するよう促した。

仏が保有する核兵器の数は国家機密となっているが、世界の核兵器数を調べる米国の科学者団体は08年報告で348個と推定している。
うち半数以上が潜水艦搭載、残りが航空戦力とみられる。

テリブルは、仏にとって４隻目の新型原子力潜水艦。(CNN)

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