カトリックとロシア正教、11世紀以来の和解へ
アゼルバイジャンを訪問しているローマ法王庁(バチカン)のベルトーネ国務長官(首相に相当)は
「(カトリック教会の)法王ベネディクト16世とロシア正教会総主教のアレクシー二世の会談の瞬間が近づいていると信じている」と語った。
11世紀以来、千年近く続いてきた東西教会分裂の転機となる可能性が出てきた。ベルトーネ国務長官は
「正教の世界にはまだ根強い抵抗があるが、それは理解できる」と指摘。
その上で「福音書のメッセージや教理の違いは別として、同じキリスト教徒として分かち合うべき価値観がある。(カトリック教会とロシア正教会は)協力する必要性を前向きに考えるべきだ」と語った。
| 固定リンク
コメント
tenjin95 様
ご丁寧な回答を有り難うございます。
>曹洞宗でも、バチカンなどに僧侶を‥‥
そういえば、日本仏教界の一部がキリスト教などと交流を深めるために、定期的に会議を開く旨の新聞記事を目にした記憶があります。
投稿: 大滝三千夫 | 2008/03/16 12:52
> 管理人様
> 具体的にはどういうのがありますか。
ご返信が遅くなりました。
ここでいう「霊性」というのは、宗教性というくらいの意味で、もともと、カトリックは自分の教会にだけ、神の恩寵があり、救済があると考えていましたが、他の宗教にも、救済があると考えたときに、それらと対話を始め、お互いの宗教性を尊重するようになりました。これを霊性交流といいます。我が曹洞宗でも、バチカンなどに僧侶を送っているはずです。
投稿: tenjin95 | 2008/03/15 14:59
tenjin95様
カトリック教会は、もともと積極的に世界へ出て行く習性があるようですね。
>仏教にも手を伸ばして『霊性交流』などをしています
具体的にはどういうのがありますか。
投稿: 大滝三千夫 | 2008/03/14 00:31
> 管理人様
なかなか難しいでしょうけど、重要な一歩でありますね。同じように、キリスト教はここしばらくの間、仏教にも手を伸ばして、霊性交流などをしています。
投稿: tenjin95 | 2008/03/12 22:04