新型万能細胞/iPS細胞の山中伸弥教授にコッホ賞
人の皮膚の細胞から新型万能細胞/iPS細胞を作製することに世界で初めて成功した京都大の山中伸弥教授が、ドイツの国際的な医学賞であるロベルト・コッホ賞を受賞することが決まった。
11月にベルリンで授賞式。ロベルト・コッホ賞は基礎医学分野で優れた業績を挙げた研究者が対象。
山中伸弥教授と同時に、いずれも幹細胞の研究者であるドイツのマックスプランク研究所のハンス・シェラー教授と米スタンフォード大のアービング・ワイスマン教授も受賞する。
賞金は10万ユーロ(約1600万円)。
日本人では、ノーベル生理学医学賞を受賞した利根川進米マサチューセッツ工科大教授や、免疫機能の解明で知られる審良静男大阪大教授、インフルエンザウイルス研究の河岡義裕東大教授らが過去に受賞している。
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