サルコジ仏大統領、市民に「うせろ、馬鹿野郎」映像
フランスのサルコジ大統領がパリの国際農業見本市会場で23日、市民に
「うせろ、馬鹿野郎」などと発言した場面の映像をパリジャン紙(電子版)が報じ、「国家元首にあるまじき言葉」との批判が出ている。
映像によると、会場で市民と握手をしていたサルコジ氏とぶつかりそうになった男性が「触るな」と発言。
言い合いになり、サルコジ氏の「馬鹿野郎」発言が出た。
映像はフリージャーナリストが録画。動画が見られるパリジャン紙のサイトには24日夕までに70万件のアクセスがあったという。
野党社会党のオランド第1書記は「大統領にふさわしくない振る舞いで、容認し難い」と批判。大統領府はコメントを拒否。【アサヒ・コム】
★サルコジ氏には内相時代、05年秋のパリ郊外暴動事件の際に、荒れる若者を「社会のくず」と呼び、暴動激化の遠因をつくった前科がある。
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