女優の森光子さん(87)が主演する舞台放浪記が23日、有楽町のシアタークリエで行われた昼公演で通算1900回を迎えた。
61年の初演以来、主人公の作家林芙美子役を演じ続け、単独主演の上演記録を更新中。
今回は1月に開幕、喜びの場面の名物だったでんぐり返しは封印し、仲間と万歳する演出に変えた。
カーテンコールで森光子さんは「初演時、舞台袖からいっぱいの客席をそっと見て、胸を熱くしたのを覚えています。でも、これほど長く演じるとは思わなかった。もう少し演じたいと思います」と挨拶した。
公演は3月30日まで。チケットは完売。
以後、富山、福岡、大阪、名古屋で12月まで上演される。
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