学習院大のピラミッド校舎を解体
学習院大学のシンボルで、テレビ番組のウルトラセブンにも登場した通称ピラミッド校舎が今月、老朽化などに伴って取り壊される。学習院大は解体を前に12、13の両日に見学会を開き、内部を一般公開する。
ピラ校と略称で呼ばれる校舎の正式名称は中央教室。一辺の長さ約30m、高さ約25mの四角錐だ。
モダニズム建築の先駆者と称される前川國男氏の建築設計事務所が設計し、60年に完成した。
ピラミッド校舎の内部は約700人を収容できる教室で、映写室も備える。
しかし築後47年を経て耐震、防水工事などに多額の費用がかかる上、暖房設備もなく授業に不向きだとして解体が決まった。
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