イエズス会総長、アドルフォ・ニコラス元上智大教授
世界に約2万人の会員を持つカトリックの男子修道会で、日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルを派遣したイエズス会は19日総会を開き、
総長に、過去に日本管区長を務め、上智大学で神学を教えるなど日本通で知られるアドルフォ・ニコラス神父(71)を選出した。
バチカン関係者によると、総会はコルベンバッハ総長が引退を表明したことを受け行われ、世界からローマに集まった217人の代表が投票。
2回目にアドルフォ・ニコラス神父が過半数の票を得た。
ニコラス神父は36年スペイン生まれ。マドリードや日本で哲学や神学を学んだ。日本での生活が長く、日本語にも堪能。
マニラなどでも布教、教育活動に携わった。04年からイエズス会の東アジア、オセアニアでの活動を統括するポストに就いた。【共同】
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