吉村作治サイバー大学学長、本人確認せず単位
文部科学省はインターネットで講義を行っているサイバー大学(吉村作治学長)に対し、学生の本人確認が不十分だとして改善を求める方針を決めた。
文科省が求めていた本人確認のシステムが十分に整備されておらず、約620人の学生のうち約200人に本人確認しないまま単位を出していた。
サイバー大学は、ソフトバンクが中心になって07年4月に設立した通信制大学。
すべての講義をネット配信するのが特徴で、学生はパソコンで受講し、好きな時間と場所で学べる。
ただ講師と学生が直接顔を合わせないため、大学の設置認可時に「学生の本人確認をきちんとすべきだ」とする指摘が出ていた。
大学設置基準は単位を受けられる学生を講義を受けた者に限定。本人確認が不十分なままだと同基準に抵触する可能性がある。 (NIKKEI NET)
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