首都高速中央環状 池袋―新宿間が開通
東京の首都高速中央環状新宿線の池袋―新宿間6.7kmが22日午後4時に開通する。大半が地下約30mを走るトンネルとなる新ルート。
中央道と東北道、常磐道方面が都心を経由せずに結ばれることで、渋滞解消の切り札として期待される。
首都高によると、平日の渋滞ピーク時に、中央道高井戸(東京)から常磐道三郷(埼玉)まで、都心を通る従来ルートではこれまで約1時間半かかったが、中央環状線の新ルートを使えば約55分に短縮される。
平均時速が26kmから43kmにアップする計算で、首都高全体でも渋滞区間の長さは約2割減少する見通しという。
池袋―新宿間は91年に着工し、総事業費は約4600億円。
中央環状線は今後、新宿―渋谷間4.3kmが09年度、渋谷―品川間9.4kmは13年度中に完成予定。
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