放送法改正案成立についてのNHKコメント
放送法改正案成立についてのNHKコメント
本日、NHK関係を含む放送法改正案が参議院本会議で可決成立しました。
今回の放送法の改正は、NHKにとって、ガバナンス体制の刷新やアーカイブスオンデマンド業務の創設、命令放送から要請放送への移行など、新しい時代に備えた歴史的な意味を持つものです。
国会審議の過程では、当初の改正法案の一部が修正されました。
当初案には、いわゆるねつ造放送に対し総務大臣が再発防止計画の提出を求める行政処分の規定が盛り込まれていましたが、法案修正で削除されました。
この他にも、経営委員会と執行部の役割分担をより明確にすることとあわせて、放送番組の編集の自由が損なわれることのないようにとの観点から当初案の是正が図られました。
いずれも適切な措置と受け止めています。
NHKは、放送機関として、編集の自由と表裏一体の関係にある重い責任を自覚しつつ、今回の法改正に伴い必要となる措置を着実に実施に移すとともに、これを機に、視聴者のみなさまからの信頼回復に向け取り組んできた改革を、いっそう加速、推進していく考えです。
平成19年12月21日 NHK広報局
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