サブプライムローン金利5年間凍結、ブッシュ大統領
ブッシュ米大統領は6日、信用力の低い人向け住宅ローン/サブプライムローン問題対策を正式に発表した。住宅差し押さえの恐れのある最大120万世帯を対象に、返済金利を5年間凍結することが柱。
米連邦住宅局/FHAの保証促進により、固定金利ローンへの借り換え支援や金利減免の際に発生する借り手への譲渡課税免除も推進する。
金利凍結は、米政府要請を金融機関側が受け入れた。
対策全体に政府の公的資金は活用しない。ただ、金利の一時凍結は問題の先送りとの見方もあり、ローン焦げ付きを発端として世界的に広がった金融信用不安解消への効果は限定的だ。
当初の返済額なら支払えるが、金利上昇後は返済できない借り手が対象。サブプライムローンは当初金利が年7-8%程度に抑えられているが、返済開始2-3年後に年11%以上と高利に跳ね上がる契約が多い。
米政府の試算では08年から09年にかけて約180万人の借り手が金利上昇期を迎える。当初金利すら払えない約60万人は今回の救済の対象外とした。
ブッシュ大統領は「貸し手や不動産投機筋、計画性のない借り手を救済すべきではない」と強調した。
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