ケビン・ラッドの労働党が圧勝 オーストラリア総選挙
オーストラリア総選挙は24日投開票され、イラクからの戦闘部隊撤収を公約とするケビン・ラッド党首(50)の最大野党、労働党が圧勝した。
イラク戦争を支持、ブッシュ米大統領の「最後の盟友」とされ、5期連続の政権維持を目指したジョン・ハワード首相(68)率いる保守連合(自由党と国民党)は敗北、約11年半ぶりの政権交代が実現する。
ケビン・ラッド次期首相の下で、オーストラリアは来年半ばまでに、イラクとその周辺に駐留する部隊約1600人のうち戦闘部隊約600人を段階的に撤兵させる見通し。米国のイラク戦略に影響を及ぼす可能性もある。
公共放送ABCによると、労働党は下院(定数150)で改選前の60議席を大幅に上回る86議席を獲得する見通し。ジョン・ハワードの保守連合は62議席と、改選前の87議席を大幅に下回るとみられている。【共同】
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