豊竹十九大夫、むつみ会の積立金5000万円を流用

国の重要無形文化財人形浄瑠璃文楽の演者らでつくる福利厚生団体むつみ会は24日、太夫（語り手）の豊竹十九大夫前代表理事（76）が、むつみ会の積立金約5000万円を口座から無断で引き出していたと発表した。

記者会見に同席した豊竹十九大夫（とくたゆう）氏は「借金返済に充てた」と説明。
むつみ会は業務上横領容疑で、大阪地検へ刑事告訴する。

財団法人文楽協会は25日付で豊竹十九大夫氏との契約を解除することを決定した。

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