イギリスの口蹄疫、ワクチン生産施設が関係か
英国南部サリー州の畜産農家で感染性の高い口蹄疫(こうていえき)に感染している牛が見つかった問題で、英環境・食糧・地域省は5日、感染したウイルスが農家から数キロ離れた地点にある動物保健研究所でワクチン生産に用いられているものとほぼ同一であると明らかにした。
67年に英国で流行した口蹄疫のウイルスと同型で、最近はほとんどみられないという。
このワクチンは動物保健研究所に入居する民間製薬会社メリアル・アニマル・ヘルスがウイルス生産に用いていた。
同社は現在、自発的にワクチンの生産を停止している。
政府は同研究所が感染源とは断定していないが、ワクチン生産施設から事故などを通じて外部にウイルスが持ち出された可能性がある。
英農業関係者らは、感染ウイルスの型と出元が特定されつつあることから、口蹄疫のまん延で深刻な被害を被った01年のような事態は回避できると期待を高めている。
同年には650万―1000万頭の動物が処分され、85億ポンド(約2兆1000億円)の被害が出た。最新ニュースでは
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