年金保険料横領!! 社会保険庁が全国で実態調査
年金保険料の一部を収納担当の職員が横領している事例があるとして、社会保険庁は全国の実態調査を始めた。
保険料横領は発覚している分だけで02年までに1億1000万円を超すと判明、未発覚のケースもあると見られる。
社会保険庁は市区町村職員を調査する方針だが、社保庁の地方出先機関も対象になる可能性がある。保険料横領は、払ったはずの保険料納付記録がなくなっている消えた年金などの一因とみられる。
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図解 年金のしくみ―年金制度の問題点を理... みずほ総合研究所 |
会計検査院の調査資料によると、1989―02年までの公的保険料の横領額は発覚した分だけで約1億1000万円。
4年間も加入者から受け取った保険料を国庫に納付せずに着服していた(東京・蒲田)、架空の被保険者記録を職員が作り自ら開設した金融機関口座に年金を振り込ませていたケース(愛知県・半田)など計7件だ。
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