運慶最晩年の真作は、大威徳明王座像 称名寺光明院
鎌倉時代の仏師運慶の真作と48年ぶりに確認された大威徳明王座像が18日、神奈川県立金沢文庫(横浜市)で専門家らに初公開された。大威徳明王座像は、称名寺光明院の所蔵。これまで運慶の真作と確定した仏像は、
国宝の奈良・東大寺南大門の金剛力士立像など5件のみ。
1212年に造られた奈良・興福寺北円堂の弥勒仏座像などが最晩年のものとされていた。
大威徳明王座像は、納入文書に鎌倉時代初期の1216年に造られたと書かれており、運慶最晩年作の記録を塗り替えた。
一般公開は、4月19日~6月10日。
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