河野舞衣さん準優勝 ローザンヌ国際バレエコンクール

バレエダンサーの登竜門ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝が4日、ボーリュ劇場で開かれ、河野舞衣さん（17）が準優勝。
観客投票による観客賞も獲得した。

優勝は韓国のパク・セウンさん（17）。河野舞衣さんは準決勝の得点ではパク・セウンさんを上回る活躍をみせ、華やかな演技で客席を魅了。
受賞後の第1声は「信じられない」。
2年前、準々決勝で落選した悔しさを踏み台に2度目の挑戦。「落ちたときはすごいショックだったけど、その経験があったから」と今回は落ち着いて臨んだ。

一流バレエ団の研修生になる権利と奨学金1万6000スイスフラン（約156万円）が与えられた。憧れのバレリーナ、ルシア・ラカッラさんが最高位のプリンシパルを務めるミュンヘン・バレエ団に今秋にも入りたいという。

モダン・バレエ部門の特別賞、コンテンポラリー賞には吉山シャールルイさん（17＝イングリッシュ・ナショナル・バレエスクール）が選ばれた。

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