アカデミー賞候補の味方 オスカー・コンサルタント
映画のアカデミー賞に向けて、名前の挙がった俳優たちにとっては、プレッシャーと戦う厳しい日々が続く。
そうした俳優らを勇気づけ、新聞、雑誌のインタビューやテレビ出演、宣伝イベントへと促すのが、オスカー・コンサルタントの役目だ。ミシェル・ロバートソンさんはその1人。今年はワーナー・ブラザースと契約している。
「俳優たちはアカデミー賞レースで精神的にも肉体的にもくたくた。『恋におちたシェイクスピア』(1988年)で主演女優賞をとったときのグウィネス・パルトロウがげっそりしていたのはそのせいよ」。
別のベテランコンサルタント、トニー・アンゲロッティさんは「Ray/レイ」(2004年)で主演男優賞をとったジェイミー・フォックス、「ビューティフル・マインド」(01年)で助演女優賞のジェニファー・コネリーら、初ノミネートの俳優たちについたが、「ベテラン俳優ですら大変。特に早めに名前が挙がると、レースは極めて長く感じられる」という。
俳優たちにさらにストレスを与えているのが、オスカーの行方を占う数々のウェブサイト。その先駆けを自負するオスカーウオッチ・コムのサーシャ・ストーンさんは「見る人の参考になればと俳優名を掲載し始めただけなのに、これほど影響力を持つようになるとは思わなかった」と。
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