20世紀を代表する経済学者で、ノーベル経済学賞受賞者ミルトン・フリードマン氏が16日、サンフランシスコの自宅で死去。享年94歳。
財政出動ではなく市場原理を重視する「小さな政府」を提唱。共和党のブレーンとして1980年代のレーガン政権初期の経済政策などに関与。市場経済化を進めた英サッチャー政権や日本の行財政改革にも大きな影響を与えた。
ニューヨークで生まれ、シカゴ大学教授などを歴任。自由主義を説くシカゴ学派の重鎮として活躍。76年に金融理論などでの功績が認められ、ノーベル経済学賞を受けた。著書に選択の自由などがある。
こちらもどうぞ⇒エッセー集『四季折々の道』
コメント