冥王星外しに納得できん! 米惑星科学者が署名
IAU国際天文学会が、太陽系9番目の惑星とされてきた冥王星を惑星から除外した決定に対して、米国の科学者ら約300人が抗議。再定義を求める陳情書に署名した。
米国人が唯一発見した冥王星が惑星から除外されたことには反対意見がくすぶっており、惑星の定義をめぐって再び紛糾しそうだ。ロイター通信によると、署名を呼びかけたのは冥王星に向かっている米航空宇宙局NASAの探査機ニューホライズンズ主任研究者のアラン・スターン博士。
冥王星は1930年に発見され、惑星として扱われてきたが、その後次々と新たな天体が発見された。その1つが冥王星より大きかったことなどから、惑星の定義をめぐって大きな議論を呼んでいた。
IAUは太陽系12惑星案も検討したが先月24日の総会で投票によって冥王星を除外し、太陽系8惑星にすることで決着した。
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